2008年12月24日水曜日

クリスマス、年間行事です

歌のアラカルトさんが来てくれます。

午後は、外出してレストランで軽食をいただいてもらう予定です

リハビリは半日、メニューも少なめの日です

by 介護福祉士 増田

2008年12月11日木曜日

師走です


偉いお坊様がお経をあげるために東西を馳せる月として師馳(しはす=しわす)と名づけられたという
先生もかけまわるほど忙しいことから名づけられた12月の名前ですが、当診療所の『師』といえば

所長の市川先生です。市川先生の指示により通所リハビリはスタートします。

市川先生の「がんばって」という魔法の言葉で利用者様も慣れないマシントレーニングに挑戦してみる強い動機になるようです。

みたこともないトレーニングマシン=機械への心の抵抗は意外に大きいものがあります。見学時にはすでに利用されている方の「これは体にとてもいいわよ」などの体験談や主治医のプッシュが導入時・導入以前のやってみようという動機づけになる場合が多いです。

by作業療法士 石澤

2008年11月20日木曜日

ハワイアンダンスのボランティアさん達が来所

ハワイアンダンスのボランティアさんたちです。

利用者さまたちもいい表情でごらんになっていますね。楽しまれたようです。年間計画の中でレクリエーションの一環に位置づけていろいろなボランティアさんたちに来ていただいています。

前列手前から2番目の女性は当事業所スタッフの香月美智子さんです。

by作業療法士 石澤

2008年11月18日火曜日

ゆっくりあげて、ゆっくりおろす


前回紹介したレッグフレクション・エクステンションのマシンの利用者さまの目線の先にこの紙が張ってあります。もう2年以上も前から介護福祉士の増田スタッフが書いて張ってくれているものです。
よくみると、その下にもう一枚うっすらと数字が書いてあります。1,2,3,4・・・と書いてあるのですが、
利用者さまによってペースが違い
「ゆっくり」と書くことで、ゆっくりと有酸素運動でということをより意識していただけるようになりました。
もちろん軽い楽な負荷です。
あれ、最近どこかで聞いたようなフレーズですね。そうです。NHKの番組「ためしてガッテン」で取り上げられていたのです。
以下のリンク先を見ていただくと、わかりやすいのですが3つの実験でもっとも効果のあったトレーニング法ふだん実践している低負荷でゆっくり動かしていただく方法で、あまり目新しいものではなかったのですが
番組をみた利用者さまが、
「NHKの番組でみたわ。ふだんからこうやってるからわたし、やせたんやね」と笑顔で話してくれました。
普段の実践に加えて、番組でみたことでより理解が深まり、モチベーションもあがったようです。

by作業療法士 石澤

2008年11月13日木曜日

マシン紹介の④

レッグフレクション・エクステンション
座った楽な姿勢で膝の関節を伸ばしたり、逆に膝の関節を伸ばした状態から曲げていただきます。

動作は軽い負荷でゆっくり動かしていただきます。


そのことにより、膝関節の調子を整え、周囲のじん帯や筋肉をしっかりさせることができ、起立、歩行などの動作が安定します。

2008年11月6日木曜日

東生駒の足湯へ 年間レクの一環です

この時期、暑くもなく寒くもなく天気がいいときは近くへ外出レクを楽しんでいただく機会をお作りしています。今回は東生駒の足湯へ行ってきました。

利用者様からはデイへ戻っても、あったまって手がまだ温かいと満足いただけるお話が聞かれました

普段していてただいているリハビリも自分の行きたいところへ行くためのトレーニングです。行った事のないところでも、安全に楽しめるという体験が自信の回復にもつながります

by介護福祉士 杉本

2008年9月25日木曜日

「100歳まで生きたい、好きなゲートボールができるようになりたい」

脳血管障害で入院治療の後、要介護3の認定の方のリハスタート後、1ヶ月半ほど経過された大正5年生まれの男性の最近の言葉です。

リハビリを始める際には目標をご本人様とご家族それぞれにお聞きします。また3ヵ月後に(変化が大きければ1ヵ月後でも)同じ目標についてお聞きします。

この方は、当初は「そんなん、効果あるのかな、期待できないな」と病気と入院によって弱った自分を嘆くようにおっしゃっておられました。しかし、週2回の1日利用の中でパワーリハを継続され

効果も実感され、「ちょっと軽い気がするな、もう少し重くしてくれる?」とマシン負荷の注文もお出しになるようになり、積極的な目標もおっしゃるようになりました。スタッフとして充実感を感じる一瞬です。

天寿を迎えるギリギリまで、尊厳ある状態を保ってもらうのが、我々通所リハスタッフの目標です

by 作業療法士 石澤

2008年9月20日土曜日

マシン紹介の①

写真のマシンはBIOSTEP(ばいおすてっぷ)という器械です。

歩く時のように、手と足を交互に動かすことにより運動の協調性を高めたり、体内循環を促したり、運動強度は1.5から3.0Mets程度まで(人によっては4.0Mets程度)10分ほど、マシンを動かしていただきます。

「これはいい運動になるな、少々きついくらいやらんと効果がない」とおっしゃりながら大正5年生まれの週2回利用の男性が漕いでおられる1シーンです。

スタッフは運動強度が高くなりすぎない
ようモニターの数値を見ながら声かけします
by 作業療法士 石澤

2008年8月29日金曜日

もしもの時の安心感


とみお診療所のデイケアのスペースは2Fにあります。
1Fは、診療所スペースになっています。


利用者様が、来所前に家で転倒されたと聞き

診療所の鈴木看護師長が様子見に来て
痛みや体の調子をお聞きしている場面です。

何かあった時の、医療・介護・リハの連携のとりやすさ
が診療所つきの当通所リハビリの強みです。


来所直後は少しいつもより血圧が高めで、不安な面持ちでしたが、この写真の会話の後、痛みに配慮してメニューを減らしてのリハビリ・体力測定の一部を行い、ほぼ通常通りに時間を過ごしていただけました。


不安なままでは、リハビリを効果的に行うことはできません。
安心感はとても大事です

by作業療法士 石澤(`・ω・´)

2008年8月19日火曜日

質問 何歳までパワリハできるのでしょうか?

答え わかりません。ただいま、実証中です。

写真の笑顔のすてきな女性は明治42年11月生まれの方です。あと3ヶ月ほどで満99歳になられます

10分程度、NUSTEPを動かしていただきますが
特に疲労されません。他にマシンを一台(日によっては2台)、水分補給していただき、計20分ほど週2回、リハビリに参加いただいています。

その後、カラオケのプログラムへ合流されてお好きな演歌の「山」を元気よく歌われます。

リハビリのメニューは当初から、現在のほぼ固定の上記メニューだったわけではありません

当初は、NUSTEP3分程度のみ。
それから5分、7分、10分+他のマシン動作を追加とゆっくり段階的に時間と可動域=運動量を増やしていきました。

加齢による、自然発生的な不整脈(心臓の)があり、「1対1で」スタッフが観察しながらです。
不整脈が頻発するようなら声かけし終了します。

運動負荷は1.2Mets程度からスタートし、最大でも2.0Metsを越えないように設定します。
「低負荷」「全身を使った動作」「有酸素運動」の3つが原則で、それに「休息」・「水分補給」を加えます。

リハへの参加が増えるうちに、不整脈が減っていきます。動作に力強さが戻り、声や表情にも張りがでてきます。足のむくみなどが引いていきやすくなります。半年ほどの経過で起きてくるゆっくりとした変化です。

by作業療法士 石澤

マージャンもカラオケも花札も百人一首もやっています


「自分らしさ」はとても大切ですね


好きなことをやっているときの自分

好きな物を食べているときの自分

好きな人としゃべっているときの自分


とてもいい表情をしているはずです


要介護度が出るくらいの病気や老化で弱ってしまうと、本来の自分らしさは容易に失われてしまいます
ですから、デイケアでは利用者さまの好きなコト・モノ・ヒトなどに近づくことをとても大切にします


今回の写真はカラオケプログラム中の1シーンです
スタッフも共に楽しみを共有するのが大事で、それがよくでていますね


by介護福祉士 岩谷

2008年8月11日月曜日

男のリハビリ、女のリハビリ それぞれのスタイル

プログラムは順にマシンに乗って動かしていただくのですが
男性と女性では参加スタイルが違います

男性は黙々と自分の体と向き合うように淡々とマシンを乗り継いで行きます。

典型的な言葉「もっと重くしてくれないか?物足りないんだ」
負荷重量を適度にからだの負担にならないように漸増させるのが満足度につながります

一方、女性は時々マシンの動きが止まります
スタッフや利用者さん同士での会話が関心事なのです。

典型的な言葉「わたしはしゃべってストレス発散しに来てるの」
この会話部分を大事にしないと女性は長続きしません

もちろん、この典型にあてはまらない利用者さんも少数おられます。
女性は会話部分だけ男性よりリハ時間が長くなる傾向があります。

by 作業療法士 石澤

2008年7月25日金曜日

パワリハの対象疾患について


今回の写真は利用者さまの準備体操の1シーンからです。


パワーリハビリでは、脳血管障害、パーキンソン関連疾患、認知症、膝腰肩などの関節症など多くの疾患で効果を上げています。


マシンをゆったり低負荷で動かすトレーニングで、
なぜ「老化や病気によって衰えた弱った自分」という自己イメージが「元気になってきた自分」へプラスに変えうるのでしょう?


短い言葉で言えば、「姿勢の矯正」と「体内循環の促し」、「少しの筋力アップ」をパワリハでは行います。そのことによりゆっくり変化が起きてきます


例として、関節疾患に対しては、痛む部分にもホットパックなどで対応しますが、
パワーリハでは全身から働きかけ、ゆがんだ姿勢(背骨の湾曲、老人性の円背)や筋力アップ、体重の適正化など、全身をゆっくり調整することで、患部の負担を減らしそれが痛みの軽減につながっていきます。数ヶ月単位の時間はかかりますが、ゆっくり改善してゆきます



介護度のある方のご家族・ご本人様はぜひ一度、ご利用を検討ください


by作業療法士 石澤

2008年7月22日火曜日

パワーリハの対象「介護度」について


当通所リハでは、要介護5から要支援1の方までご利用いただいています

原則介護度のある方であればどなたでもご利用いただけます。

写真は、左半身に片麻痺のある利用者様です。

マシンに移乗していただく際にはできるだけ自分の力を使っていただきます。そのことは自分でできたという自信になりますし
そのこと自体がリハビリです。

安全確保のためスタッフは2名で対応する場面です


2008年7月17日木曜日

スタッフ一同です

常勤スタッフ5名、非常勤職員5名体制で

看護師1名・作業療法士1名・介護福祉士2名以上は常にいる体制です

上の写真の水色の縞模様の笑顔の
素敵な杉本主任を中心にチームワーク
で利用者様に満足いただけるサービス
を提供できるよう

各職員は日々務めています


by作業療法士 石澤(`・ω・´)














2008年7月15日火曜日

ブログ始めました

とみお診療所通所リハビリテーションでは自立支援・介護予防に力をいれ
パワーリハビリテーションを実施してご好評いただいています