2008年8月19日火曜日

質問 何歳までパワリハできるのでしょうか?

答え わかりません。ただいま、実証中です。

写真の笑顔のすてきな女性は明治42年11月生まれの方です。あと3ヶ月ほどで満99歳になられます

10分程度、NUSTEPを動かしていただきますが
特に疲労されません。他にマシンを一台(日によっては2台)、水分補給していただき、計20分ほど週2回、リハビリに参加いただいています。

その後、カラオケのプログラムへ合流されてお好きな演歌の「山」を元気よく歌われます。

リハビリのメニューは当初から、現在のほぼ固定の上記メニューだったわけではありません

当初は、NUSTEP3分程度のみ。
それから5分、7分、10分+他のマシン動作を追加とゆっくり段階的に時間と可動域=運動量を増やしていきました。

加齢による、自然発生的な不整脈(心臓の)があり、「1対1で」スタッフが観察しながらです。
不整脈が頻発するようなら声かけし終了します。

運動負荷は1.2Mets程度からスタートし、最大でも2.0Metsを越えないように設定します。
「低負荷」「全身を使った動作」「有酸素運動」の3つが原則で、それに「休息」・「水分補給」を加えます。

リハへの参加が増えるうちに、不整脈が減っていきます。動作に力強さが戻り、声や表情にも張りがでてきます。足のむくみなどが引いていきやすくなります。半年ほどの経過で起きてくるゆっくりとした変化です。

by作業療法士 石澤

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