2008年7月25日金曜日

パワリハの対象疾患について


今回の写真は利用者さまの準備体操の1シーンからです。


パワーリハビリでは、脳血管障害、パーキンソン関連疾患、認知症、膝腰肩などの関節症など多くの疾患で効果を上げています。


マシンをゆったり低負荷で動かすトレーニングで、
なぜ「老化や病気によって衰えた弱った自分」という自己イメージが「元気になってきた自分」へプラスに変えうるのでしょう?


短い言葉で言えば、「姿勢の矯正」と「体内循環の促し」、「少しの筋力アップ」をパワリハでは行います。そのことによりゆっくり変化が起きてきます


例として、関節疾患に対しては、痛む部分にもホットパックなどで対応しますが、
パワーリハでは全身から働きかけ、ゆがんだ姿勢(背骨の湾曲、老人性の円背)や筋力アップ、体重の適正化など、全身をゆっくり調整することで、患部の負担を減らしそれが痛みの軽減につながっていきます。数ヶ月単位の時間はかかりますが、ゆっくり改善してゆきます



介護度のある方のご家族・ご本人様はぜひ一度、ご利用を検討ください


by作業療法士 石澤

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