ホリゾンタルレッグプレスです。
英語でわかりにくいですね。写真のように、「水平に近い姿勢で足を伸ばす動作」という意味です。大地を踏みしめる足、これが弱ってくると人の行動範囲は急速に狭められます。
下半身はおもに
4つの大きな筋肉と(ふとももの筋肉、お尻の筋肉、膝の裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉)
3つの関節(股の関節、膝の関節、足の関節)からなり、
これらに脳からの複雑な指令が伝わり、上手に連携しあって、人は立ったり、歩いたり、ふだん何気なく行っている動作が可能になります
これらのどこか一部に支障をきたすだけで、人は普通に歩いたり立ち上がったりする動作がしにくくなります。
軽度の負荷で5分ほどゆっくり動かしていただきます。この動作の反復により3ヶ月から半年かけて、下半身は弱った状態からゆっくり強さを取り戻していきます。血液やリンパ、栄養などの循環が整えられ、筋肉は太く強くなり、むくんでいた足首は細くなっていきます。
パワリハは痛いところに注射を打ったりする対症療法ではありません。全体へ働きかけて循環を整えゆっくり自然治癒を促すやり方といえるでしょう(※慢性的な痛みの箇所にホットパックなどはいたします)
写真の男性は膝関節に支障があり、スタッフは痛みが生じていないか会話をしつつ表情を
観察しています。天候や季節の変わり目、体重の加減により膝痛は症状が変化しやすいです。
スタッフ「膝痛くない?」
利用者さま「あぁ、痛ない。こんなん屁ぇみたいなもんや、もっと重くなかったらやった気しませんがな。あぁ、わかってま。わしは文句ばっかりいってアカンな。あぁ、暑い(うちわをぱたぱたしつつ)」
by担当作業療法士 石澤
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