2008年9月25日木曜日

「100歳まで生きたい、好きなゲートボールができるようになりたい」

脳血管障害で入院治療の後、要介護3の認定の方のリハスタート後、1ヶ月半ほど経過された大正5年生まれの男性の最近の言葉です。

リハビリを始める際には目標をご本人様とご家族それぞれにお聞きします。また3ヵ月後に(変化が大きければ1ヵ月後でも)同じ目標についてお聞きします。

この方は、当初は「そんなん、効果あるのかな、期待できないな」と病気と入院によって弱った自分を嘆くようにおっしゃっておられました。しかし、週2回の1日利用の中でパワーリハを継続され

効果も実感され、「ちょっと軽い気がするな、もう少し重くしてくれる?」とマシン負荷の注文もお出しになるようになり、積極的な目標もおっしゃるようになりました。スタッフとして充実感を感じる一瞬です。

天寿を迎えるギリギリまで、尊厳ある状態を保ってもらうのが、我々通所リハスタッフの目標です

by 作業療法士 石澤

2008年9月20日土曜日

マシン紹介の①

写真のマシンはBIOSTEP(ばいおすてっぷ)という器械です。

歩く時のように、手と足を交互に動かすことにより運動の協調性を高めたり、体内循環を促したり、運動強度は1.5から3.0Mets程度まで(人によっては4.0Mets程度)10分ほど、マシンを動かしていただきます。

「これはいい運動になるな、少々きついくらいやらんと効果がない」とおっしゃりながら大正5年生まれの週2回利用の男性が漕いでおられる1シーンです。

スタッフは運動強度が高くなりすぎない
ようモニターの数値を見ながら声かけします
by 作業療法士 石澤