このマシンはNUSTEP(ニューステップ)という米国製の舶来品です。
これから訓練を始めるこの女性は左半身片マヒがあるため十分左の手足が動きません。
そのため、スタッフは2人で介助して車椅子からマシンの座席に移乗しているシーンです。
マヒがあるのに、マシントレーニングができる?
左の写真ではマヒ足用の固定装具(レッグスタビライザー)を装着して
「よし、調子いいがんばるぞ」と笑顔で取り組んでおられるところです。
マヒ側の上肢は脱臼のリスクが高いため、マシンに固定はしていません。肩関節は自由度の高い壊れやすい関節ですので
この装具により手足を交互に動かすかなり速い動作を
することができ、血流循環を良好な状態へ整えることができます。
さいごにこの利用者様の言葉を・・
「ホームページ?この大女優の私をのせなさい。マヒのある私でもこんなにがんばれる姿をのせてほしい。病院でお世話になった人たちにも元気な姿が見せられるし、同じ病気の人たちの励みになるはずだから」